2011年12月24日土曜日

My Favorite 30 Albums of 2011 -pt.2 (25th-21th)

こんばんは。今夜はクリスマスイヴ。
昨夜の素晴らしい音楽の話は次のポストにまとめるとして、まずは今年のFavorite Albumの続きを。
今回は25位から21位まで!part1.とは趣きをちょっと変えた5枚。

25. Laura Marling / 'Creature I Don't Know'


弱冠21歳のLaura Marlingの3rd。静けさの中で猛る音楽への情熱に溢れる1枚。
これはごくごく主観ですが、邦楽だと、ちょっと古いものだと、椎名林檎の'茜さす 帰路照らされど・・・'とか、Bonie Pinkの'Evil & Flowers'とか、最近だとPredawnに感じるような、シンプルだからこそ歌い手そのものの内なる輝きや熱が、心地よさ以上の痛みを感じるくらい、ダイレクトに肌に、耳に届く、そんな感じでしょうか。
お気に入りの1曲はライヴテイクの動画なのですけど、エアコンの音すら消して聴き入ってしまいます。

Laura Marling - 'I Was Just A Card' (Live From Abbey Road)



24. Love Inks / 'E.S.P.'


USの3人組、Love Inksの1st。曲から感じる温度は、The XXにも近いものがあります。
静けさ、冷めた感じの上にのるフワフワしたヴォーカルが素敵です。僕はThe XXの'Night Time'とかもそうなんですが、冬のとても寒い夜の静かな路を歩きながら聴くと、とてもしっくりきます。

Love Inks - 'Blackeyes'



23. She & Him / 'A Very She & Him Christmas'


僕の大好きな映画『(500)日のサマー』主演もしている女優Zooey Deschanelと、 M. Wardのデュオ、She & Himのクリスマスカヴァーアルバム。
クリスマスソングにそんなに詳しくない僕だと、知ってる曲と知らない曲が半々くらいですが、下手なクリスマスコンピなどとは雲泥の差で、聴いているとクリスマスってルーツのある人たちにとっては特に、清らかで素敵なものなんだな、って感じられる1枚です。
今夜〜明日、家で誰かと、あるいは1人で、音楽を聴くならコレ!ですかね。まだ間に合うので、レコード屋さんにダッシュ!笑
(ちなみに渋谷のタワレコでも扱ってました)

She & Him - 'I'll Be Home for Christmas'



22. Tennis / 'Cape Dory'


これは上半期のBest 10にも入れた1枚。こちらは夫婦のデュオだそうです。田舎のレストランにある蓄音機とか古いジュークボックスから流れて来たかのような、ちょっぴり古くさい感じと、この甘い〜甘酸っぱいメロディが凄く心地良いです。
その時は'Marathon'を紹介したので、今回は違う曲の動画を貼ります。

Tennis - South Carolina (Live on KEXP)



21. Emil & Frineds / 'Lo & Behold'


Transparentからリリースされた7inch、'Downed Economy / Josephine'が個人的大ヒット(特にB面の'Josephine'!)だった、ブルックリン在住のエミールくんのソロ・プロジェクトの1stフルアルバム。国内版はRimeout Recordsからリリース。
Passion Pitの友人でもあるらしく、音楽的にも近い部分もありますが、もう少し雑食に様々なジャンルの要素を取り込んでるのと、アコースティックとかでしっとり聴ける曲も多いので、とてもバラエティに富んだ1枚です。
一番好きな曲のライヴテイクを。

Emil & Friends - Endless Waves (Live)



part1とは順位に差があるというよりは、まとめやすい色で分けてみたpart2でした。
つづく。