2010年を振り返る、まずはアルバム編!
順位はつけずに10枚選びました。
◆Toro Y Moi / 『Causers of This』
◇Shout Out Louds / 『Work』
◆Allo Darlin' / 『Allo Darlin'』
◇Delorean / 『Subiza』
◆Vampire Weekend / 『Contra』
◇The Drums / 『The Drums』
◆Anoraak / 『Wherever The Sun Sets』
◇LCD Soundsystem / 『This Is Happening』
◆Ariel Pink's Haunted Graffiti / 『Before Today』
◇Grovesnor / 『Soft Return』
簡単にコメントします。
まず2010年のIndieシーンを牽引した、グローファイとかチルウェイブは、たくさんのアーティストが出てきてすごくエキサイティングな波だったけど、正直アルバム単位でグッとくるのは少なかったです。
そんな中で、Toro Y Moだけは別格でよく聴きました。別プロジェクトLes Sins名義でダンスミュージックもやってるので、その辺のセンスが僕のツボも合うのかも。Washed Outなど、このシーンの筆頭だったアーティストはもちろん良かったんですが、いずれもフルアルバムではないEPだったので外しました。
Shout Out LoudsやAllo Darlin'は、今年はUKを筆頭にギターポップが少なかった中で、シンプルにメロディがキレイで楽曲のクオリティもアルバム単位で素晴らしかったと思います。あと10枚に入らなかったけど、Magic Kidsも良かったですね。
Vampire Weekendは、1stでの成功を更に深化させて、素直に素晴らしいアルバムだと思います。アートワークは肖像権で揉めて話題にもなりました。笑
The Drumsは、2枚の7"やEP-CDが出たのが2009年なので2010年か?という印象もありますが、EP曲のほとんどを敢えて入れずに作ったアルバムも良かったです。来日公演も素敵でした。
Deloreanは一言でいって、通して聴きやすいシャレオツなもん作ったなぁ、て感じ。
LCD Soundsystemは、これぞ彼の集大成!な作品。ラストと思って観たフジのライブも上がったなぁ。結局活動続けるらしいですけど。笑
あと僕っぽいチョイスとしては、EPリリース以降ずっと推してきたAnoraakの1stアルバム。従来の曲入れずに作ったのが成功ですね。DJでも使う曲もあるし、アルバム通して聴いても良いです。Valerieの他のアーティストにも出てきて欲しいんだけど…。
最後の2枚、Ariel Pink's Haunted GraffitiとGrovesnorは、ロマンティック通り越して、大人のムード漂う、怪しい夜な感じがすごくツボでした。どこか古くさいファンクな感じ。
こんな感じです。
あと、10枚には入らなかったものの、QUATTROやTurntable Filmsのアルバムもすごく聴きました。日本のバンドの作品が素晴らしい、ってのは素敵なことだと思うし、とても刺激になります。
そして我らがTBAの『Vivid』も、ひいき目なしで素晴らしい作品でした!2010年一番聴いたのは間違いなく『Vivid』!
国内バンドへのアンテナ感度が鈍ってきているので、きっと聴けてないだけで、他にも良いアルバムあったと思うなぁ。
なので、「これ聴いとけよ!」てのがあれば、皆さんもぜひ僕に教えてください。
次回は7"や12"など中心のでTrack of the Yearです!
お楽しみに!
kenta hirano (Love Action)